4×4=16カンノです。
今週日曜日にTHE STARBEMS日高央さんと月イチトークイベント行います!今月はサマソニ、フジロックにも出演のRed Hot Chili Peppersを取り上げます。レッチリの今更聞けない質問や、AL『Blood Sugar Sex Magik』について、日高さんにぶつけてみたいと思ってます!
【中洲産業予備校2コマ目〜今さら聴けないレッチリ】
7/21(sun)
喫茶SMiLE
start19:30
チャージ¥500+1D
中洲産業大學 日高教授(THE STARBEMS)
菅野助手(4x4=16)
春菊助手(DJ)
問:喫茶SMiLE (@udagawasmile)
ここから僕の思い出話。僕が小学6年生の頃にTVK(テレビ神奈川)で、確かあれはインディーズ時代のBEAT CRUSADERSが日比谷野音でライブをやるCMか何かだったと思うのですが、「EYES IN THE SKY」のビデオを見て、「何か悪趣味なビデオだけど、曲は好き!」と気になったのが最初で、中1で「インディーなのに何故かGEOでレンタルある!」と思って『BEST CRUSADERS』を借りたりしてました。メジャーデビュー後の活躍は皆様ご存知の通り。そして未だに何でもない僕が日高さんのアシスタント役やらせてもらう"飛び級"が今、起こっています笑。
そんな僕ですが、中坊時代に見ていたスペシャやM-ONでの日高さんの振る舞い方に影響を受けていると思います。当時、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが「君と僕」の距離感について、長袖シャツにジーンズ、黒縁メガネを掛けた一青年のゴッチさんが歌っていて、僕みたいな冴えない13歳は心をバシっと掴まれていました。そこから「君と僕」について歌うバンドが多くなった気がしますね。
一方で日高さんはお面を被り、テレビに出ればめちゃくちゃ喋り、ライブでは例のコールをする笑。真面目なスタンスで等身大のロックをやるバンドが増えていく中で、どこか架空のような、リアルとはまた別の振る舞いに見えました。"板に付いたら皆芸人"的な振る舞いを日高さんはしていたように思ってました。当時のロックバンドはメディア露出と言っても地上波では深夜時代の『JAPAN COUNTDOWN』止まりで、芸能の部分を背負わない事でリアルの担保があったように思えます。その中でビークルのガンガン地上波番組やCMに出ていく様は芸能の部分を背負っていこうとする数少ないバンドだったのかなと思っています。
でもそこだけじゃなく、自分たちの仲間を呼んでの大規模なフェス開催や、メジャーフィールドでスプリットe.p.のリリース、当時はバンドがやるのは珍しかったカヴァーアルバムなど、「音楽でこういう面白い事も出来る」という精神はバンドにおいては日高さんから啓蒙されました。そしてそれがHIP HOPだったらRHYMESTERですね。
「しっかり音楽をやる。あとウケる!」みたいや気持ちは日高さん、宇多丸さん、マキタさん、そして遡れば『冗談画報』に出ていた面々からの影響で、「かっこよくて面白い(面白くてかっこいい、でもいい)」事がしたい僕自身の形成に関わってしまいました。だから普通の仕事もせずこんな感じになってます笑。
長くなりましたが、日高さんと日高さんから影響受けたひよっこでお送りする【中洲産業予備校2コマ目〜今さら聴けないレッチリ】、お越し頂けたらこりゃ幸いです!