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Radio OK?NO!!第9回「一部分は聴いたことある曲」特集

上野:今日は「絶対聴いたことあるけど、全部は聴いたことがない」曲特集をやりたいなと。

カンノ:あ〜、テレビとかCMとかで聴いたことはあるけど。

上野:フル尺で聴いたことない曲ね。「サビってこんななの?」みたいな。

カンノ:むしろサビを知らないのか。

上野:意外と多いですよね。

カンノ:「こんな展開なんだ!」とかね(笑)

上野:そうそう。だから今日は曲名を紹介して流したら、「あっ!これだったんだ!」となる選曲となっています。

カンノ:アハ体験が起こりますね(笑)

上野:じゃあまず1曲目です。Jigsawで「Sky High」です。

 

 

上野:知ってるでしょ?

カンノ:はい、2秒で分かりました(笑)これ、「Sky High」というタイトルなんだね(笑)

上野:そうそう(笑)この曲の一般的な認知のされ方は、プロレスラーのミル・マスカラスの入場曲として知られています。でも、ミル・マスカラスが人気があったのは80年代で、僕らは90年の生まれですから、当時を知らないですね。

カンノ:テレビの曲だよね。

上野:そうそう、別の使われ方をテレビでしていたのが僕らのスタンダードだよね。イントロとかよく知ってるよね。

カンノ:うん、バラエティ番組でよく聴いたよね。で、サビが糖質オフ系の発泡酒のCMで使われてそうっていう(笑)これBGMで長瀬くん、ゴクゴク発泡酒飲んでなかった?(笑)

上野:草原と青空とビールと「Sky High」だよね(笑)そしてこのイントロからこうつながるっていうね(笑)

カンノ:あと車のCMね。

上野:使われてそう!

カンノ:遠巻きから撮ってるやつね(笑)「ここ、断崖絶壁じゃね?」みたいな(笑)

上野:そういうので使われてそう(笑)だから当時のミル・マスカラスを知っている人からするとフル尺で聴いたことは当然あるんだけど、僕らは切り取られてしっている曲だから。

カンノ:そうそう。イントロとサビで使われているものが違うよね。そしてこの爽やかなサビが終わったら、あのイントロに戻るんだよね(笑)

上野:そうそう、「なんで戻れるの?」みたいな(笑)今日はそういった曲を紹介したいなと思ってます。次はですね、Mike Oldfieldの「Tubular Bells part1」という曲をかけたいと思います。

カンノ:いやぁ、知らないです。絶対に聴いたことないです(笑)

上野:じゃあ、絶対に聴いたことあるので聴いてください(笑)

 

 

カンノ:はい、映画『エクソシスト』ですね(笑)

上野:知ってるでしょ?

カンノ:エクソシストからの、恐怖映像系バラエティ番組とかね。

上野:それで使われるやつですよね。で、結局知ってるのはイントロ部分だけど、それ以降はどうなるか知らないでしょ?

カンノ:そうね。

上野:ちなみにこの曲、フル尺だと24分ぐらいあります(笑)超長い。

カンノ:このラジオじゃん(笑)だからこの曲って「エクソシストのテーマ」という曲名とかじゃないんだね。

上野:そうそう。元々ありものの曲で、それがエクソシストで使われたの。

カンノ:それで恐怖ものと言ったらコレになるんだ。

上野:それで皆さんが知っているのはイントロの旋律部分だと思うんですけど、例えば22分過ぎ辺りとかを聴いてみてください。全然違う曲です、もう面影がない(笑)

カンノ:なんか、タンポポが咲いてそう(笑)「春の訪れを感じさせる」みたいな(笑)NHKの放送終了前の自然映像のBGMみたいな(笑)

上野:おどろおどろしさは皆無だよね(笑)

カンノ:だから何でこうなったのかだよね。「お前に何があった?」みたいな(笑)

上野:このMike Oldfieldという人は現代音楽とか実験音楽とかプログレとかの作曲家・演奏家の人で。で、僕が覚えているのは、このCDをブックオフで100円で買ったんだよね。

カンノ:これが入ったアルバムね。

上野:プログレとかって1曲30分で2曲しか入ってなかったりするじゃん。だから店員が間違えてシングル価格をつけてるんだよね。

カンノ:なるほどね。そのパターン、あるあるだよね(笑)バイトの裁量っていう。

上野:それを100円で買って聴いたら、「えっ、この曲ってコレなの?」と初めて知ったというね。

カンノ:たまたま買ったやつがそうだったんだね。良いですね、今日はクイズの回ですね(笑)

上野:そうそう(笑)では、3問目(笑)THE KNACKで「My Sharona」ですね。知ってますか?

カンノ:曲名は聞いたことある気がしますね。

上野:この曲名はずっと印象的に歌われているから知ってるかもですね。あとリフを1発聴いてもらったら誰でも分かります。じゃあ、聴いてください。

 

 

カンノ:『アメトーーク!』ですね(笑)

上野:始まった瞬間絶対に分かるね(笑)

カンノ:リフ前のドラムのリズムで分かりますね(笑)

上野:で、アメトーークで使われている部分は分かるけどさ、曲が2:40ぐらいに行ったときに間奏が入るんだけど、これもどこかで聴いたことがあるという(笑)「あの曲はここからオマージュを受けたんだろな」という。

カンノ:そうね(笑)BEATなんちゃらCRUSADERSの「HIT IN THEなんちゃらUSA」(笑)

 

 

上野:絶対これだよね(笑)

カンノ:今日面白かったですね。ニコニコしちゃった。「音楽って面白い!」って思いました(笑)

上野:クイズ形式は面白いよね(笑)最後の曲はそこまで一般的ではないんですが、僕もカンノも好きだったバラエティ番組で『クイズ☆スター名鑑』という番組がありました。あの曲のオープニングの曲をかけたいなと思っております。あの番組で使われている楽曲がかなりサンプリングものやリミックスものが多くてね。

カンノ:番組を作っている人がめちゃくちゃヒップホップ好きな人だからね。

上野:で、この番組のオープニング曲というのもサンプリングで出来てるんですね。DOOPEESというヤン冨田さんがプロデュースのユニットで、「DOOPEE TIME」という曲をかけてお別れしたいと思います。日本のサンプリングの第一人者であるヤン冨田さんの楽曲をオープニングに、サンプリングという手法でバラエティ番組を作っている藤井健太郎さんにつながるというのは面白いですよね。ではそれを最後に聴いてください。

 

 

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