OK?NO!!の上野翔とカンノアキオで市川うららFMにて『Radio OK?NO!!』を放送しています。ここでは毎週の特集を文字起こしという形で記載します。今回は第36回の12月13日放送分、「加藤ミリヤ紅白歌合戦~前編~」をお送りします。
上野:今日は一足早いですが、僕らで紅白歌合戦をやろうかと思います。それでどういう紅白歌合戦をやるかというと、僕らが普段ラジオで扱っているものがあるじゃないですか?
カンノ:えっ?僕らは割と幅広い音楽をラジオでかけていますよ?
上野:いやいや、先週もやったでしょ?
カンノ:あっ、カバーですか?(笑)
上野:そうだよ、白々しいよ(笑)先週も宮本浩次のカバーアルバムを使って対戦させて勝った負けたと勝手に言ってたじゃないですか(笑)
上野:それで今回も最近カバーアルバムをリリースした人がいるんですが、それが2枚組で、男の人の曲をまとめたDisc1と女の人の曲をまとめたDisc2があるんです。今日はそれを使って紅白歌合戦をやろうと思っています。
カンノ:もうそんなコンセプチュアルなカバーアルバム、俺たちが遊ぶに決まってるじゃん!こっちは「遊びますよ!」って言ってるのに。
上野:もう楽しいよね(笑)いろんなミュージシャンが俺らに遊び場を提供してくれる(笑)そしてその肝心のアーティストは誰かというと、加藤ミリヤさんです!
カンノ:来ましたね!
上野:加藤ミリヤのカバーアルバム『COVERS -WOMAN & MAN-』が11月25日にドロップされました。
カンノ:そうですね。ちなみに僕の今年の最優秀アルバムです!
上野:このアルバムは本当にすごかった!ということで、今回はこのアルバムから男女に分かれて1曲ずつ選曲して対戦していこうと思います。
カンノ:本当にありがたいよね。年末という時期にこのアルバムを出してくれることによって、こっちはまんまと加藤ミリヤを使って紅白企画をやっちゃってんだから(笑)
上野:本当そうだよね(笑)ということで今回は男盤のほうを上野、女盤のほうをカンノが選曲して戦わせる「加藤ミリヤ紅白歌合戦」をやりたいなと思います!
【第1回戦】
上野:じゃあまず白組から先攻でいきましょう。いきなりビッグタイトルです。加藤ミリヤで「OH MY LITTLE GIRL」
上野:尾崎豊のカバーです。
カンノ:ヤバいね。尾崎豊という平成に入ってすぐに亡くなった人の楽曲をバッキバキに2020年アレンジにしてきましたね。
上野:この曲が男盤では一番かっこいいと思いますね。
カンノ:このビート感はすごいよね。
上野:サビびっくりするよね(笑)
カンノ:「OH MY LITTLE GIRL~♪」の箇所、伸ばさないで止めるっていう(笑)
上野:この今風のアレンジもかっこいいし、あと尾崎豊とか入れてくる感じね(笑)
カンノ:尾崎豊をこういうアレンジにすることが結構象徴的だと思うんだけど、すげえ全方位だよね(笑)「あたし、全方位行くから!」っていう決意が見えるよね(笑)
上野:あと、「お前、まだ全方位行きたいのかよ」っていう目線もある(笑)
カンノ:では紅組の1曲目です。椎名林檎さんの楽曲をゴージャスにカバーしました。お聴きください、加藤ミリヤで「本能」
上野:この曲もいろんな人がカバーしてるよね。
カンノ:その加藤ミリヤバージョンでございます。まず基本的にずっと声が低い(笑)バックのオケのテンションはむちゃくちゃ高いのに、加藤ミリヤ本人は声が低いです。中森明菜がカバーした「接吻」を思い出しますね(笑)
上野:声が低くてちょっとダルそうなんだけど、若干巻き舌になってるの面白いね。
カンノ:ちょっと椎名林檎を意識しているのかもしれませんね。やっぱりいいですね、椎名林檎をカバーする加藤ミリヤね(笑)
上野:マジでさ、それ誰が聴くんだよ?(笑)ごめん、今日はこれを言い続けちゃう、「誰が聴くんだよ!」って(笑)