SOMEOFTHEM

野良メディア / ブログ / 音楽を中心に

Radio OK?NO!! 第48回「20年周期特集~後編~」

OK?NO!!の上野翔とカンノアキオで市川うららFMにて『Radio OK?NO!!』を放送しています。ここでは毎週の特集を文字起こしという形で記載します。今回は第48回の3月7放送分、「20年周期特集~後編」をお送りします。前編は下記リンクから。

 

カンノ:じゃあ続いての最近のアーティストいきましょう。ずとまよ!

上野:あー、ずっと真夜中でいいのに。

カンノ:僕はずっと真夜中でいいのに。なんて言いません。ずとまよです。

上野:通称ね。

カンノ:では、ずとまよのこの曲を聴いて頂きましょう。「MILABO」

カンノ:はい!はい!はい!

上野:このノリ、忘れてた…(苦笑)

カンノ:これは10年前に聴いてます。

上野:10年前に聴いてますか。

カンノ:今回はこういう曲調ですけれども、ずとまよは結構曲調がバラバラなんですよ。まぁ、その中でもこういう明るく踊れるような感じの曲を選んだんですけど。本当はもっとロック調の曲とかいろいろあるんですけどね。今回この曲ってことで。

上野:なるほど。じゃあこの「MILABO」という曲の1周前は何っていうことね。

カンノ:そうそう。それでもしこれから紹介するバンドが解散せずにまだ続いていたら、この「MILABO」的な曲を歌っていたのではないかと。

上野:今日は本当にお節介な企画だな(笑)

カンノ:ということで「MILABO」はこの曲でした!

上野:ハハハッ!

カンノ:お聴きください、Shiggy Jr.で「Saturday Night to Sunday Morning」 

上野:この曲、懐かしいな~!

カンノ:我々はこの頃のShiggy Jr.と対バンしてますからね。

上野:そうですね。イベントに呼んで頂きましたね。

カンノ:ありがたい経験でしたね。だからJ-POP風味なバンドサウンド楽曲を聴くと「Shiggy Jr.がまだ続いていたら…」と思ってしまう節もあるんです。例えば東京インディーという流れからのシティポップブームみたいなものがありますと。

上野:はい。

カンノ:そう仮定したときに、シティポップ的なものがディアンジェロ方向の「ブラックミュージックの沼」みたいなところに行くバンドもたくさんいたし、そのシティポップの上積みを掬い取ってメジャーデビュー、J-POP化して「売れ線」を目指していくバンドもたくさんいたと。それでShiggy Jr.は後者で、それが続かずに解散したと思うんですよ。これは僕の見立てですけどね。それで、僕はちょっとAwesome City Clubからもその匂いはしてたんです。「ちょっと危ないぞ」と。それがまさか2021年に超絶ブレイクするっていうね。映画のインスパイアソングで。

上野:そうだね。

カンノ:映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングの「勿忘」という曲ですけど。

カンノ:ずっとLINE MUSICで1位だからね。

上野:あんなに回転率の早いLINE MUSICでね。

カンノ:ずっとバズを起こすというね。だからバンドとか音楽って続けてみないとどういう未来があるかって分からないですね。

上野:本当にこればっかしは分からないよね。

カンノ:あと「インスパイアソング」って何?(笑)

上野:「インスパイアソング」って何なんだろうね?(笑)

カンノ:まぁ、オーサムも映画に出てるので、出来レースってことなんだと思うんですけど。

上野:言葉がちょっと強いよ(笑)

カンノ:だからShiggy Jr.も続けていたらどうなってたんだろうなとちょっと思ったりしましたね。

 

カンノ:じゃあ続いて3組目。山猿って知ってますか?

上野:ちょっと不勉強なので存じ上げないんですけれども。

カンノ:僕がLINE MUSICに入って1年ぐらいですかね。そして今も引き続きなんですけど、ずっとランキング上位にいますね。ずっとロングランで様々な楽曲が上位に居続けています。ではどんな楽曲かお聴きください、山猿で「名前の無い歌」

上野:これ聴いたことありました。知ってました。

カンノ:そうですか。この人は、GReeeeNFUNKY MONKEY BABYSソナーポケット、TEE、SPICY CHOCOLATE、ハジ→、九州男、CLIFF EDGEです!

上野:正解が8組いるパターン(笑)

カンノ:それこそGReeeeN以降だと思うんだけど、どの時代にもこういうことを歌う人っているよね。

上野:本当にそうだよね。音楽を聴き始めて20年という話をしましたが、常にこういう人はいましたね。

カンノ:常に誰かを泣かせようとする人っていますよね。

上野:こういうサウンドでね。

カンノ:「こういう作り方をしたら人を泣かすことができる術」が代々受け継がれているんでしょうね。

上野:代々ね。

カンノ:教えが伝授される場があるんでしょうね。

上野:それは事務所とかでやってんの?(笑)

カンノ:事務所で密教的に行ってるかもしれませんね(笑)それで、こういうのを自動的に地方のヤンキーの人とかスズキの軽の中で聞くと(笑)ミッフィーちゃんとかいろんなぬいぐるみを乗せた車でね。それでドンキ行くみたいな。

上野:香水の匂いのする車の中でね。

カンノ:ココナッツの匂いとかね(笑)

上野:今でもその文化はあるの?(笑)

カンノ:あると思いますよ。供給する側も受け継がれてるから、需要する側も受け継がれていますよ(笑)

上野:変わってないのか(笑)

カンノ:そこはずっと変わってないです。

上野:でもさ、この場合正解が8組いるじゃん(笑)

カンノ:ここで俺は、山猿さんが本当になりたかったものを考えていきたいなと思うんです。

上野:なるほど。

カンノ:この人は中学生の頃、ミクスチャーロック大好き少年だったらしいんです。

上野:ミクスチャーロックね。

カンノ:それで、「山猿」で「ミクスチャーロック」なんですよ。「山」が付く「ミクスチャーロック」は、ここしかないっしょ!

上野:なるほどね(笑)

カンノ:ということで山猿さんがなりたかったアーティストの楽曲を流してお別れです。お聴きください、山嵐で「嵐2003 feat. ラッパ我リヤ

f:id:someofthem:20210318171521j:image

 

『Radio OK?NO!!』は毎週日曜23:30から放送です!市川うららFMにて、是非お聴きください!インターネットでも下記リンクから聴取可能です!次回の放送は3月21(日)「森-1グランプリ」です。お楽しみに!