宅録ユニット・OK?NO!!の上野翔とカンノアキオでSpotifyで聴けるポッドキャスト番組『Radio OK?NO!!』を配信しています。こちらではその文字起こしを前編、後編に分けて掲載します。今回は大人気声優ラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」の楽曲を聴いて、誰がラップを制作したのかを当てるクイズ企画「クイズ！ヒプノシスマイク」特集の文字起こし（後編）を掲載します。前編は下記リンクから。
Radio OK?NO!! Podcast #019「クイズ！ヒプノシスマイク」特集音声は下記リンクから。ポッドキャスト登録を是非、よろしくお願いします！
カンノ：では2問目行きましょう！ヒプノシスマイクのシンジュクディビジョン、麻天狼で「Shinjuku Style ～笑わすな～」
上野：これは難しいな…。フローはヒントなんだよね？
カンノ：今回フローはかなりヒントです。
上野：うわ、マジか。ちょっと別のことを考えてたな…。さっきのR-指定とはまた全然違うじゃないですか。スキルフルというかは、結構韻が固いというか。それを考えるとキャリアは長い人かなと。日本のヒップホップの黎明期とは言わないまでも、第2世代以降くらいの人かなとなんとなく思うんです。そして「新宿」ですよね。これって関係ある…？
カンノ：さぁ、どうなんでしょうか…？
上野：あのね、僕は9sari groupだと思ったんですよね。
カンノ：なるほど、新宿を拠点としている人たちですね。
上野：でも9sariの人たちのなかで、このフローをやってる人が誰なのか全然思いつかないんだよね（笑）だからラッパー1人というよりは、9sari groupとしてバックアップしてるのかなと思いました。
カンノ：なるほど。では正解行きましょう。正解は、ラッパ我リヤで「Do the GARIYA thing」
カンノ：ということで正解はラッパ我リヤでした。
上野：だと思ったよ！だと思ったよ！
カンノ：「ラッパ我リヤ」の「ラ」の字も答えのとき言ってねえじゃねえか！9sariしか言ってねえよ（笑）迷ったの？
上野：迷った、迷った。あのね、ヒプノシスマイクにラッパ我リヤが関わったのをなにかで見たんだよ。
カンノ：でた、お前のお得意のニュース知識だけ蓄えちゃうやつ（笑）
上野：ナタリーとかでね（笑）
カンノ：この「Shinjuku Style ～笑わすな～」でいうと、僕はべつに調べたわけじゃないけど、確実に1バース目が山田マン、2バース目がMr.Qが歌詞を書いているのがわかります。すごい長文のラップが山田マン、単語単語で韻を踏んでいくのがMr.Qっていうのが結構わかりやすく出ているかなと。あと「Shinjuku Style ～笑わすな～」のサビを聴いたら、すごくゼロ年代感が出まくってますね。
上野：ゼロ年代感あるね～！
カンノ：「カモーン！」
上野：あのサンプルをいまだに使ってる感じがね（笑）今聴くとより良いよね。
カンノ：ということで2問目はラッパ我リヤが正解でした。
カンノ：3問目行きましょう。これが最終問題ですね。ではこちらの曲ですね。ナゴヤディビジョンのBad Ass Templeのメンバー、波羅夷空却さんのソロ作ですね…
上野：ごめんちょっと待って、さっきからこの紹介がなに言ってるのかさっぱりわからない…（笑）
カンノ：えっとこれは、名古屋のクルーですよ。名古屋のグループで、Bad Ass Templeという名前のグループです。そのリーダー格のメンバーである波羅夷空却さんのソロ曲（笑）
上野：その人はナゴヤディビジョンの人ってことだよね？
カンノ：そうです、ナゴヤディビジョンのBad Ass Templeです！
上野：もうマトリョーシカみたいな話だよ…（笑）
カンノ：ではナゴヤディビジョンのBad Ass Templeのメンバー、波羅夷空却さんのソロ作です、「そうぎゃらんBAM」
上野：ちょっとおじいさんみたいなこと言いますね。これ、ラップ？
カンノ：アハハハハッ！いや、これはわかるよ。
上野：マジ？
カンノ：ちなみに「これ、ラップ？」って思うことはかなりヒントですよ。「これ、ラップ？」って思う人を言えばいいんだよ。
上野：いやいや、それは広すぎるよ（笑）
カンノ：この手の感じ、思いつく人いない？
上野：トラックの感じはちょっと昭和アイドルっぽいサビだった気がするの。
カンノ：メロっぽい感じがね。
上野：だから最初に浮かんだのは西寺郷太なんだけど…
カンノ：Nona Reevesのね。はい、違いますね（笑）
上野：だから違うのはわかってるの！
カンノ：西寺さん自体は作曲として参加してるヒプマイ曲はありますけどね。
上野：これはグループじゃなくて個人なんだよね？
カンノ：そうですね、作詞は1人です。
上野：いや～、ダメだわからないです。
カンノ：あっ、そうですか。ちょっとガッカリです。失望しました。
上野：毎回クイズ企画で俺に失望するのはやめてよ（笑）
カンノ：いや、これはわかっていないとおしまいですね（笑）
上野：おしまいか～、でもごめんなさい、わからないです。
カンノ：もう最悪ですね（笑）では曲いきましょう、正解はこのグループの人が作りました。SOUL’d OUTで「ウェカピポ」
上野：アハハハハッ！
カンノ：ということで「そうぎゃらんBAM」はSOUL’d OUTメンバーのDiggy-MO’さんの作詞作曲でございました～！
上野：そういうことか…
カンノ：でしょ！？
上野：たしかにな～。
カンノ：「ギャギャギャギャギャ～」って言ってたでしょ？
上野：言ってた、言ってた（笑）
カンノ：鳴き声っぽいのが。
上野：アハハハハッ！
カンノ：下手したらどこかで「アアラララァアアァ！」と言ってる可能性がありますから！
上野：言ってねえよ（笑）
カンノ：ヒプノシスマイクという設定を無視して「アアラララァアアァ！」と言ってた可能性がありますから（笑）わからなかった？
上野：わからなかったね～。わからなかったというか、頭のなかにSOUL’d OUTというパターンがあることにまったく気がつかなかった。
カンノ：そっか～。
上野：たしかに「ギャギャギャギャギャ～」って言ってたね（笑）
カンノ「そうぎゃらんBAM」の「ぎゃ」の部分を連発してるんだけど、SOUL’d OUT脳だと「ピャ」に変換されちゃうよね（笑）「ピャピャピャ～」だよね（笑）
上野：厳密にはサンプラーで出してる音だから「言って」はいないんだけどね（笑）
カンノ：今日は3問クイズを出しました。三者三様でしたね。スタイルウォーズってすなわちこういうことだよね。
上野：ほかにもいっぱい制作してる人はいるもんね。カンノの好きなクチロロの三浦さんも参加してるもんね。
カンノ：そうだね。で、最後に僕が一番好きなヒプマイ楽曲をかけて終わりたいなと思うんですが、これがクチロロの三浦さんが参加しています。イケブクロディビジョンのBuster Bros!!!というチームの「おはようイケブクロ」という曲をかけたいなと思います。これが4分の曲尺のなかに、30分設定のラジオ番組が全部組み込まれているという（笑）
上野：また手の込んだことしてますね～（笑）
カンノ：これは作曲がクチロロの三浦康嗣さん、作詞が餓鬼レンジャーのポチョムキンさんですね。これはまったくポチョムキン感は感じさせません！
上野：へぇ～！
カンノ：それで構成が、ジングル部分がサビになってて、コーナー部分が1バースになってて、CMもあったりして、完全に組曲化しているという。だからその都度のコーナーやトーク部分やCMジングルなどで三浦さんは見合ったトラックを作らなきゃいけない（笑）で、ラジオ内でのやり取りが掛け合いのラップになってたりね。だからクチロロ三浦ワークス感がすごい出てる曲ですね。
上野：なるほどね～。
カンノ：これはかなり好きな曲なので、これをかけて終わりたいなと思います。ヒプノシスマイクのイケブクロディビジョン、Buster Bros!!!で「おはようイケブクロ」
