宅録ユニット・OK?NO!!の上野翔とカンノアキオでSpotifyで聴けるポッドキャスト番組『Radio OK?NO!!』を配信しています。こちらではその文字起こしを前編、後編に分けて掲載します。今回はこれまで番組で行ってきた企画のその後を振り返る「特集のその後…」特集(後編)を掲載します。(前編)は下記リンクから。
Radio OK?NO!! Podcast #041「特集のその後…」特集音声は下記リンクから。ポッドキャスト登録を是非、よろしくお願いします!
カンノ:初期の回が続きます。第16回「東京ソング」特集。そして第67回で「第2回東京ソング」特集っていう企画をやりました。
カンノ:ここでは「東京」というタイトルの楽曲を紹介して、歌のなかに出てくる”東京像”に迫っていく企画ですね。昔の「東京」という楽曲と今の「東京」という楽曲の違いとかね。そういうものを紹介していたんですが、マジで最近は「東京」という楽曲が多いね。
上野:今でもたくさんあるんだ。
カンノ:ストレートに「東京」っていう曲もあれば「東京〇〇」みたいな曲も多いね。たとえばSaucy Dogの「東京」もあればRADWIMPSも「Tokyo feat. iri」もあるし、エレカシ宮本さんとミスチル桜井さんの「東京協奏曲」っていうのもありますね。
カンノ:そのなかでも今回は2022年、今年リリースされた「東京」を聴いてもらえたらと思います。SUPER BEAVERで「東京」
カンノ:SUPER BEAVERは『東京』というアルバムもリリースしてますね。
カンノ:この曲は歌詞に「東京」が出てこないパターンですね。これは僕らが「東京」特集をするときに何度か言っていますが、「東京」であることの重要性ですよね。
上野:人生で一度しか「東京」というカードは切れないわけですから(笑)それをどのように切っていくのか。
カンノ:そこを僕たちは見ているわけです。たとえば浜田省吾「東京」はめちゃくちゃ架空の東京を歌ってるわけじゃん(笑)「お前が歌ってるその東京、東京のどこにもねえよ!」っていう(笑)でもそのダイナミックさは良かったりするじゃん。
カンノ:それに比べるとこの「東京」はちょっとスカしてるよね。
上野:やっぱり歌詞のなかで「東京」が出てくる出てこない問題ってあるじゃないですか。で、この曲は「東京」が出てこないんでしょ。ちゃんと「東京」カードを切ってほしい。
カンノ:「なぜこれが東京足り得ているのか?」を「東京」というワードを使って説明してほしいんだよね。大ネタは大ネタらしくね。そんなスカしはこっちは求めてないですから(笑)
上野:そうだね。
カンノ:でも若手バンドとかで「東京」ってタイトルの楽曲が増加傾向にあるのは面白いですよね。それは前回の特集でも話したけど、「東京」という存在が小さくなっているのではないか。だからスカした「東京」が出てくるのかもしれない。「東京」がもう大ネタではないのかもしれない。
上野:そういう傾向はあるのかもしれないね。
カンノ:ミュージシャンが大ネタタイトルをどう扱うかって大事な目線な気がしますね。そういう特集は「東京」以外でも組めたらなって思いますね。
カンノ:お次はもうこれはポッドキャスト上では2度とできない企画なんですよね。
上野:ほぉ。
カンノ:曲のイントロだけを聴いて誰が歌っているのかというクイズをたまにやってましたね。それはコミュニティFMだからできた企画なんですね。このポッドキャスト上だとフル尺が流れるから。そういう企画を昔やってたんですね。第44回「クイズ!イントロ BUMP or RAD?」という企画です。
上野:やりましたね~!
カンノ:楽曲のイントロ部分だけを聴いて、それがBUMP OF CHICKENの曲なのかRADWIMPSの曲なのかを当てるクイズですね。
上野:このクイズは本当に難しかった!
カンノ:このクイズは本当に周りの人から「これ、怒られるぞ」って言われました(笑)このクイズがなぜ成立していたのかというと、BUMP OF CHICKENがどんどんRADWIMPS化していって、RADWIMPSがどんどんBUMP OF CHICKEN化してるという。お互い作風も似てきてるし、2組とも文春に撮られてるという(笑)
上野:そういうシンクロニシティがあるんですね(笑)
カンノ:「俺がお前で、お前が俺で」
上野:「入れ替わってる~!」
カンノ:今日はせっかくなので1問持ってきました。今回は「フルコーラス BUMP or RAD?
をやりたいなと思います(笑)
上野:フルコーラス聴いて、尚分かるのかどうかね(笑)
カンノ:今回は曲名も言いません。それではお聴きください!
(試聴)
カンノ:さぁ、フルコーラス聴いていただきました。これはBUMP OF CHICKENなのかRADWIMPSなのか…?
上野:これはどっちでもいいです(笑)サビの途中で合唱みたいなのがあったじゃん。あれは何?
カンノ:あれはタイトルに関することかな。
上野:なんかさっきまでと気持ちが違うんだよなぁ…。
カンノ:あのさ、もう声も似てきてるよね。
上野:声が似てるんだよ!声も似てて曲も似てたら、もうどうすりゃいいんだよ!
カンノ:アハハハハッ!
上野:不思議な世界線ですよ。これはいつの曲?
カンノ:3~4年前かな。2018年のアルバムの曲ですね。さぁ、どちらでしょうか?
上野:まぁ、とはいえこっちかなっていうのはあります。
カンノ:フルコーラスだからね。
上野:あぁ、違うよ。フルコーラス聴いたって分からないんだよ(笑)だって曲も似てるし声も似てるんだから(笑)
カンノ:俺も分かった状態で聴いてるけど、やっぱ声似てるよな~。
上野:マジでどっちとしても聴けるからね!まぁ、これはRADWIMPSじゃないでしょうか?
カンノ:RADWIMPS、、、正解でございます!
上野:おー、やったー!
カンノ:これはRADWIMPSの「万歳千唱」って曲でございます。
上野:それがサビの合唱の感じになってるのね。
カンノ:千唱部分ですね。まぁ、このクイズはもう2度とできないですね。
上野:もう本当やめてほしい…
カンノ:次は市川うららFMにカムバックしたときにまたやりましょう!イントロクイズはまたやりたいですね。ちなみにもっと無謀なイントロクイズでいうと、イントロだけを聴いてSotte Bosseが何の曲のカバーをしているのかを当てるクイズとか。
上野:あれは本当にすごいクイズでした。「Sotte Bosseイントロドン!」なんてできっこないんだから。
カンノ:じゃあ次は「イントロ小野リサドン!」でもやりましょうかね(笑)
カンノ:ということで今日は「特集のその後…」特集ということでいろいろ振り返ってきましたが、次が最後の曲なんですが、ある種の次回予告みたいなもんです。次の次の回かな。第103回は多分、平井大さんの企画をやります(笑)
上野:短いスパンでやりますね~。
カンノ:第73回「クイズ平井大 New or Old?」という企画をやりまして、第92回ではその第2弾をお送りしました。
カンノ:これまで様々な企画を行ってきましたが、近年の名物企画はこれではないでしょうかね。平井大さん、5月9日にアルバム『HOPE/WISH』をCDリリースされます。で、デジタル配信は始まってます。
カンノ:これすごいですよ。僕らが最初に「クイズ平井大 New or Old?」を特集したときって、平井大さんが2021年の夏ごろに連続リリースをしたんですよ。「めちゃめちゃリリースしてるな!」っていう話をしたんですよ。そのときの連続リリース分くらい、平井大さんは連続リリースしてます(笑)倍々ゲームみたい(笑)
上野:マジか…
カンノ:で、この『HOPE/WISH』は23曲入ってます(笑)で、21曲が既発曲(笑)
上野:アハハハハッ!
カンノ:アルバムって何だっけ?(笑)
上野:すごいですね~(笑)
カンノ:で、残りの2曲が新曲で、その新曲のタイトルが「HOPE」と「WISH」っていう曲なの(笑)
上野:マジですごいな!
カンノ:これの何がすごいって、連続リリースした順でアルバムの曲順になってるという(笑)
上野:アハハハハッ!ベストアルバムのやり方じゃん(笑)
カンノ:構成もクソもない(笑)この曲順で聴いてほしいという意図がない(笑)
上野:マジですごいなぁ…
カンノ:生まれた順です(笑)
上野:20周年アニバーサリーベストアルバムとかで、ここからここまでの範囲のシングルを順番で入れていくみたいなことでしょ、それって普通。
カンノ:それを1yearでやりました(笑)俺さ、マジで平井大さんは休んでほしい。
上野:本当だよ、心配になるよね。
カンノ:曲を作りすぎて、Twitterで暗いこと言っちゃわないか心配だもん。それを吉田豪さんがリツイートしちゃうことも含め(笑)
上野:Twitterでよく見るやつね(笑)
カンノ:ということで近々、平井大さんに関する何かしらのクイズを出しまーす。お楽しみに!というわけで莫大なリリース量の平井大さんの最新シングルを聴いてお別れです。平井大で「「いつも通り」のキセキ。」
『Radio OK?NO!!』はパーソナリティーの上野翔とカンノアキオが、最新J-POPやちょっと懐かしい曲をクイズやゲーム、時には曲同士を戦わせつつ(?)、今までになかった音楽の切り口を発見しようとする音楽バラエティ番組です。感想は是非「#okno」をつけてツイートしてください!お問い合わせはメール:radiookno830@gmail.com まで。