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Radio OK?NO!! Podcast #050「2022年上半期カバーソング」特集文字起こし(後編)

宅録ユニット・OK?NO!!の上野翔とカンノアキオでSpotifyで聴けるポッドキャスト番組『Radio OK?NO!!』を配信しています。こちらではその文字起こしを前編、後編に分けて掲載します。今回は2022年上半期にリリースされたカバー曲をクイズ形式で紹介する「2022年上半期カバーソング」特集(後編)を掲載します。(前編)は下記リンクから。

 

Radio OK?NO!! Podcast #050「2022年上半期カバーソング」特集音声は下記リンクから。ポッドキャスト登録を是非、よろしくお願いします!

 

カンノ:正直、今の2問は答えられる気がしました。で、次の2問は絶対わからないと思います(笑)

上野:なるほど(笑)

カンノ:なのでサクサクといきますね(笑)続いて4月20日にリリースされたカバーアルバムです。もうタイトル言いますね。『人は人を救えない』というカバーアルバムです。フォークとかブルースのカバーを中心としたアルバムです。「あっ、この人が歌っているんだ」という感じですかね。もうめちゃくちゃヒントだけ与えました(笑)じゃあ聴いていただきましょう、誰がカバーしているのか答えてください。「やつらの足音のバラード」のカバーです。

(試聴)

カンノ:『はじめ人間ギャートルズ』の主題歌ですね。

上野:この曲は知ってますね。

カンノ:じゃあこのカバーを誰が歌っているかは知ってますか?

上野:知りません!

カンノ:(笑)

上野:いや~、誰だろう。まあまあ年は取ってる人だよね。

カンノ:こういうカバーをするくらいだからね。

上野:誰だろう、歌手じゃないのかな?

カンノ:お!いい推理ですよ。

上野:ただ、そこから先はわかりません!

カンノ:まぁいいラインまで来ましたよ。正解は六角精児さんでした。

上野:あぁ~。 

カンノ:六角さんが音楽活動をされていてアルバムを出したと。で、このサウンドプロデュースを谷口雄さんがされていて、元・森は生きている。 

上野:はぁ~、なるほど。

カンノ:そしてこのアルバムには元メンバーの岡田拓郎さんやドラムの増村さんなども参加していて、森は生きているは六角精児のなかで生きていました(笑)

上野:そうなんだね~。

カンノ:東京インディーはここにいたということです。

上野:これは面白いですね。

カンノ:で、次の問題も意外な人が音楽をやっているよということで流したいと思います。この曲は僕らは世代じゃないので多分知らないと思います。Winkのカバーですね。「Cat-Walk Dancing」という曲のカバーがありますのでお聴きください。5月11日にリリースされたカバーアルバム『マカロア』収録のカバーでございます。

(試聴)

上野:これはいい曲ですね。

カンノ:これいいよね。

上野:そう思いました。それでいいですか?

カンノ:なにを言ってるんですか?クイズですよ。

上野:わからないよ~。

カンノ:絶対知ってるよ。

上野:誰が歌っているかは絶対知ってると。

カンノ:有名人。

上野:まぁ、歌う人は大体有名な人だから。

カンノ:じゃあ大ヒント。プロデューサーは藤井隆

上野:いやぁ…

カンノ:ということは?

上野:えぇ?どういうこと?

カンノ:どの芸人さん?

上野:いやぁ、わからない。

カンノ:正解は、フットボールアワーの後藤さんです。

上野:はぁ~、なるほど!

カンノ:藤井隆の全面プロデュースでアルバムをリリースしております。僕たちのイメージでいうと、フットの後藤さんはゴットタンの「マジ歌選手権」でギターを持ってね。

上野:ギターとかフォーク系とかね。

カンノ:長渕が好きだったり浅井健一が好きだったりね。それを完全に藤井さんがギターを封印させるっていう(笑)

上野:すごいね~。

カンノ:シティポップをやらせるっていうね。で、編曲がKASHIFさんです。

上野:はぁ~。

カンノ:で、アルバムにはスカートの澤部さんやNONA REEVESの奥田さんとかが参加されてると。東京インディーがここにも生きていましたね(笑)

上野:豪華なメンバーですね。

カンノ:では最終問題いきましょう。これはクイズの体でやってますが、この問題は絶対にわかります(笑)

上野:わかるの?

カンノ:と思います。では聴いてもらいましょう、Official髭男dismの「Pretender」のカバーです。

(試聴)

上野:僕はこのカバー知ってます!これは衝撃を受けました。

カンノ:誰が歌っているでしょうか?

上野:嵐の二宮君です!

カンノ:正解でございます!

カンノ:二宮和也さんのカバーアルバム、6月17日にリリースされております。『〇〇と二宮と』というアルバムですね。「Pretender」ってある種泣かせにかかる曲じゃん。切なさ、エモさみたいなものを情感たっぷりに歌って。ドラマティックな曲じゃん。そういう情感を一切漂白させたというかさ。

上野:男と女が付き合って別れる、それに対して未練もありながら諦めもありながらみたいな心の描写の曲じゃん。このカバーを歌ってるときの二宮君が無表情な気がしてならないんだよ(笑)なんの感情もなく歌ってそうなアレンジ。

カンノ:このドラマティックな曲を3分半という尺で終わらせる感じ(笑)

上野:アハハハハッ!

カンノ:爆速で終わったんだよね(笑)

上野:「Pretender」を3分半で終わらせるのはすごいね~(笑)

カンノ:この曲の編曲はGigaさんで、Teddyloidさんと一緒にAdoさんの「踊」を作ったり、この番組で言ったらゆずの最近の出たアルバムの編曲で参加してますね。

 カンノ:ボカロ界隈から来るエモさと、僕らが知ってるエモさって結構違うよね。「Pretender」は生感というか、やっぱりバンドマンが作ったエモ楽曲だと思うんだよ。で、やっぱりこういう曲じゃないと思うんだよね。

上野:ここまで「Pretender」を漂白させるのはすごいよね。

カンノ:「Pretender」たらしめていない「Pretender」っていうね。でね、この『〇〇と二宮と』というアルバム自体がなかなかすごいことになっているなと思っていまして、結構ドラムレスの曲が多かったりね。ストリングスのみとか、ギターとのほぼ1発録りとか。なんか1曲1曲が極端に振れてるんだよね。ってことで最後もこのアルバムから1曲流したいなと思います。V6のカバー。「HONEY BEAT」です。編曲がトオミヨウさん。菅田将暉ワークスを手掛けてますね。これもかなり原曲と違うのでね、それを聴いてお別れです。 

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『Radio OK?NO!!』はパーソナリティーの上野翔とカンノアキオが、最新J-POPやちょっと懐かしい曲をクイズやゲーム、時には曲同士を戦わせつつ(?)、今までになかった音楽の切り口を発見しようとする音楽バラエティ番組です。感想は是非「#okno」をつけてツイートしてください!お問い合わせはメール:radiookno830@gmail.com まで。