宅録ユニット・OK?NO!!の上野翔とカンノアキオでSpotifyで聴けるポッドキャスト番組『Radio OK?NO!!』を配信しています。こちらではその文字起こしを前編、後編に分けて掲載します。今回は32歳の誕生日を迎えたカンノが、今年32歳になるバカ売れミュージシャンの楽曲を聴いて悔しがる「32歳」特集(後編)を掲載します。(前編)は下記リンクから。
Radio OK?NO!! Podcast #061「32歳」特集音声は下記リンクから。ポッドキャスト登録を是非、よろしくお願いします!
カンノ:続いてはちょっと毛色を変えてみます。この人たちの曲をお聴きください。GLAYで「BETTY BLUE」
上野:GLAYじゃないですか。
カンノ:GLAYって32歳だったんですね~。
上野:違います(笑)
カンノ:「However」のときは何歳?8歳?
上野:もう合わないだろ(笑)
カンノ:ということでこちらはGLAYが昨年リリースしたアルバムの1曲なんですが、これにゲストボーカルで参加している人ってことですね。これがAwesome City ClubのPORINさんです。
上野:はぁ~、なるほど!
カンノ:PORINさん今年32歳、同い年!オザケンの次はGLAYと来ました!なるほどね!
上野:プライベートと仕事は別ですから(笑)
カンノ:PORINさん、GLAYに参加してるんですよ。
上野:GLAYってこういうゲストボーカルを迎えるみたいなこと、あんまりしてないよね?
カンノ:たしかに、あんまり聞かないね。そこにPORINさんが風穴を開けましたよ。やっぱりミュージシャンをやるって野心を持つことが大事だね!なんか、絶対に「勿忘」で終わらせない気概があるね。
カンノ:今、PORINさん、日曜深夜でレギュラー番組やってるんだよ。
上野:『ドーナツトーク』ね。
カンノ:おっ、知ってるね(笑)それで「あんまり人に見せたことのない特技」みたいなトークテーマのときに、PORINさんが「めちゃくちゃ速くまばたきができるんです」みたいなことを言って、めちゃくちゃ速くまばたきをしてたんだよ。それが日曜深夜の地上波で放送されてたんだよ。なんか、テレビヤバいなって思ったんだよね(笑)
上野:なんか同い年の人でテレビに出てるのはお笑い芸人含めたらたくさんいますよ。だけどGLAYと一緒に音楽をやるのが同級生の人ってすごいよね。
カンノ:松本人志が作ったコントにゲストでツッコミとして参加するみたいな。
上野:お笑いに置き換えるとそんな感じだね。
カンノ:あとGLAYという大きい存在と一緒に音楽をやるうえで、ちゃんとPORIN自身の音楽を出せるかどうかっていうのはあるよね。臆することなく。
上野:たしかにね。GLAYに飲まれちゃいけないもんね。
カンノ:それもプロ根性だもんね。
上野:GLAYに参加するってちょっとすごすぎて、俺もなんか喰らっちゃったな…。
カンノ:ね!俺もGLAYのゲストラッパーとして参加する道もあったかもしれないもんね!
上野:そんなことが起きたらGLAYも相当方向性変えてきたね(笑)
カンノ:こういうパターンの同い年の活躍もあるわけですが、また別パターンの曲を聴きましょう。RIP SLYMEで「サヨナラSunset feat. おかもとえみ」
カンノ:フレンズのおかもとえみさん、えみそん!同級生です。今年32歳。
カンノ:しかもおかもとえみさん、今RIP SLYMEのライブのサポートメンバーで入ってます。
上野:えっ?そうなの?
カンノ:で、PESパートを歌ってます。
上野:そうなんですか!?
カンノ:で、WISEがSUを歌ってます。
上野:何それ!!
カンノ:いやマジRIPさん、俺も全然PESできます!!
上野:アハハハハッ!
カンノ:「オーデイオーナイ良い調子よヤバいくらいにイイゼ」って歌えますよ!
カンノ:俺は小6のころからRIP歌ってたんだから。でもね、おかもとえみさんが選ばれるんですよ。
上野:SUパートをWISEがやるっていうのは百歩譲ってわかるんだけど、おかもとえみがPESをやるってすごいよね。
カンノ:ね!VERBALじゃなく!ま、VERBALが来たらTERIYAKI BOYZなんですが(笑)
カンノ:同い年の人がRIP SLYMEのなかでラップやってるんだよ。どうする?急に友達が「明日、RIP SLYMEのなかでラップするんだ」とか言ってきたら。
上野:いやぁ、意味がわからないね。
カンノ:ゲストボーカルとかじゃなくて、ちゃんと何曲かメンバーとしてラップするんだよ。
上野:ちょっと話ズレるけどさ、ヒップホップグループからメンバーが脱退したあとって普通はどうするんだろうね。
カンノ:どうするのかな?まぁ、リカバーの仕方だよね。クルーの人数が多かったら全員でそこを合唱するとか。あとそのパートを削るとかだろうけど。で、RIPはえみそんが歌う。
上野:すごいね~。
カンノ:RIP SLYMEのサポートメンバーで入るっていう人生ね。これは人生単位で思っちゃうな。「私、RIP SLYMEのサポートでラップしてる」って自分だったら感慨深くなっちゃうよ。なんか、ぼーっとしてきちゃったな(笑)RIP SLYMEの穴埋めを同級生がするって。そんなの困っちゃうよ~。32歳ってそういう年だよね。俺さ、20代前半で上手くいかなくてさ…。
上野:完全に居酒屋みたいになってきてるから(笑)
カンノ:もう、人生おあいそ!
上野:うまいことは言わなくて大丈夫です(笑)
カンノ:売れてる人はみんな「あがり」を頼んでるな。
上野:もうやめろよ(笑)
カンノ:みんな「あがり」って言ってるな(笑)はい、meiyo流しまーす。
上野:もう怖いよ、脈略がなくて(笑)
カンノ:俺の友達!っていうことで今年リリースされたmeiyoの曲を聴きましょう。meiyoで「ねぇよな」
カンノ:これは楽曲提供したもののセルフカバー曲になりますね。
カンノ:そして編曲がTeddyloid!紅白で「マツケンサンバ」のリミックスをした人ですよ!
上野:そうだね~。
カンノ:紅白!マツケン!
上野:デカいね(笑)
カンノ:そして僕たちからすると、SOUL’d OUTのライブサポートメンバーですから。紅白!マツケン!ア アラララァ ア アァ!
上野:アハハハハッ!
カンノ:この3つ揃えた人と一緒にやってるんだから。
上野:「一富士二鷹三茄子」みたいなことになってるね(笑)
カンノ:あとあれか、もっとわかりやすい例はAdoか(笑)
上野:アハハハハッ!
カンノ:それが出てこない時点で32歳はもう若くないことの証明っていう(笑)
カンノ:それにしてもこの1年のmeiyoはすごかったね。
上野:すごかったね。
カンノ:『THE FIRST TAKE』出たじゃん。
カンノ:そして地上波のテレビつけてたら、普通に車のCMでmeiyoの声が聞こえてきたからね。
上野:いや~、すごいな!
カンノ:ギョッとしたよ。あと、NHKで面白そうな番組があってリアルタイムで見ようと準備してたら、その前にやってた音楽番組にmeiyoが出てきて、かまいたちの濱家さんに曲作ってたんだから。
上野:いや~、大活躍だね。
カンノ:自分の楽曲と楽曲提供の配分というか、バランスがとてもいいよね。僕は前から知ってるから言うけど、meiyoは職業音楽家目線で楽曲を作ることが結構好きなタイプなんだよね。あんまり苦じゃなく作れるタイプだから。すごくいいバランスでやれてるんだろうなって思うね。
上野:カンノはいろいろ関わってたからね。
カンノ:俺はtofubeatsとも関わったし、meiyoとも関わったんだよ!
上野:アハハハハッ!もうダメだな(笑)
カンノ:あとあんま言っちゃいけないやつだけど、俺、仕事の裏方でCreepy Nutsもちょっと関わったし!俺もやったから!
上野:「俺もやった」って言わないともう耐えられなくなってる精神状態だ(笑)
上野:みんな見てたよ!
カンノ:見てたし、ラップも覚えたし!
上野:うるせえよ(笑)
カンノ:だから32歳っていうのはそういうふうになっていないといけなかったんだなってまざまざと思いますね。
上野:大変な企画だね。
カンノ:来年もやるのか~。
上野:やるの決まってるのかよ(笑)
カンノ:まぁ、いろんな同級生が頑張ってるのを見て、俺も頑張らなきゃなと思いました。そんで最後は久々に自分の曲を流します。「俺もラップやってるよ!」
上野:「聴いて!」
カンノ:「映画について歌った曲があるよ!」ってことで聴いてください。4×4=16で「Movie」
『Radio OK?NO!!』はパーソナリティーの上野翔とカンノアキオが、最新J-POPやちょっと懐かしい曲をクイズやゲーム、時には曲同士を戦わせつつ(?)、今までになかった音楽の切り口を発見しようとする音楽バラエティ番組です。感想は是非「#okno」をつけてツイートしてください!お問い合わせはメール:radiookno830@gmail.com まで。