宅録ユニット・OK?NO!!の上野翔とカンノアキオでSpotifyで聴けるポッドキャスト番組『Radio OK?NO!!』を配信しています。今回は上野が学生時代に好んで聴いていた、一発録りでレコーディングされた楽曲を聴いて学生時代の気持ちに戻りつつ、「これが俺たちの思うTHE FIRST TAKE(=一発録り)だ!」と強く思う「俺たちのTHE FIRST TAKE特集」を配信しています。
#015「俺たちのTHE FIRST TAKE特集」放送後記
カンノ:この回をもって、コミュニティFMでの放送が終了しました。
上野:本当に直前まで終了するって知らなかったじゃないですか。だとしたらこの回を最終回にしなくても良かった気がします(笑)この回はTHE FIRST TAKEにかこつけて、俺の好きな曲をただ流し続ける回でした(笑)
カンノ:最高だったね。でぶコーネリアスとか最高だったよ。
上野:本当に久しぶりに聴いたよね。今聴いても最高。
カンノ:でぶコーネリアスと空間現代がすげえ良かったね。僕と上野君は「THE FIRST TAKEってなんか引っ掛かるよね」という話をよくしてたんです。それでそもそも「THE FIRST TAKE」と言われたときに、頭には「一発録り」という言葉が浮かぶわけですよ。それは粗雑な録音のバンドサウンドであるとか、パンクやメロコア、ハードコアと言われるようなジャンルのものであるとか。それで今バズっている「THE FIRST TAKE」になくて、「俺たちのTHE FIRST TAKE」にあるものというのは、高すぎるテンションとか生々しさとかだよね。「THE FIRST TAKE」は失敗をしてはいけないプレッシャーがあるけど、「俺たちのTHE FIRST TAKE」には失敗だらけっていう(笑)そういうハードルの低さが良かったよね。
上野:それが好きだったということを再認識したよね。
カンノ:「THE FIRST TAKE」がバズっている現在において、「俺たちのTHE FIRST TAKE」的な音楽をちょっとやりたくなったね。荒っぽいスタンスの音像をバンドサウンドでやるということをやりたくなりましたね。空間現代もやっていることは超緻密だけど、そこから漂う人力感が好きなんだよね。
上野:人が演奏している生々しさって良いよね。
カンノ:そういうものが僕も上野君も高校生のころから好きだったということでした。