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Radio OK?NO!! 第23回「OK?NO!!的ブックオフ特集~後編~」

OK?NO!!の上野翔とカンノアキオで市川うららFMにて『Radio OK?NO!!』を放送しています。ここでは毎週の特集を文字起こしという形で記載します。今回は第23回の9月13日放送分、OK?NO!!的ブックオフ特集~後編~」をお送りします。

 

 

カンノ:1曲目でニトロの「Uprising」をかけましたが、これもそれと双璧をなすブックオフ100円シングルでございます(笑)

上野:このバンドは本当、THE・ブックオフだよね(笑)

カンノ:これからかけるバンドはブックオフのタイアップバンドです(笑)

上野:そんなバンドは損だなぁ~(笑)

カンノ:そう思っちゃうぐらいたくさんこのバンドのCDはブックオフに置いてありましたね。では、かけたいと思います。GRAPEVINEで「スロウ」

 

 

上野:本当にこのCDはよく見たね。

カンノ:今日はCDを持ってきましたよ。

上野:ジャケは家の壁だ(笑)

 

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カンノ:シングルの『スロウ』『光について』、それが収録されたアルバム『Lifetime』はブックオフにめちゃくちゃあるね!

 

 

 

上野:さっき俺が流したエレカシは特定の時期のアルバムがめちゃくちゃ置いてあったけど、GRAPEVINEは全てのシングル・アルバムがめちゃくちゃ置いてあったね。

カンノ:これも特定期間があって、それは初代ベーシストの西原さんがいた頃ですね。その頃がブックオフに集中していて、僕はブックオフで初期GRAPEVINEは全てコンプリートしました、ありがとうございます!シングルは100円、アルバムは250円で全て買いましたね。

上野:そうやってブックオフでCDを買い続けるとさ、ブックオフ以外で探したくなくなるよね。

カンノ:分かる!ディスクユニオンで買い始めたときは、ブックオフに「ごめん」と謝ったね(笑)

上野:負けた気分になるよね(笑)

カンノ:「イルリメはお前のところでは売ってないんだ」と言ってディスクユニオンに行ってましたね(笑)

 

 

カンノ:『スロウ』『光について』『Lifetime』は売れまくっていて、『Lifetime』ってオリコン初登場3位なんですね。

上野:3位なんだ…!

カンノ:でも、そこでブレイクした理由がさっぱり分からないよね。ネットって考古学みたいなもんだから情報漁ってみたんだけど、全然分からなくてね。それで「スロウ」のタイアップを調べたら、テレ朝の『リングの魂』でした(笑)これがブレイクにつながるはずがない!

上野:「リングの魂のタイアップをきっかけにブレイク」はない(笑)

(作家さん曰く、「ロッキンオンのプッシュがすごかった」とのことでした)

 

カンノ:俺たち世代は絶対、GRAPEVINEを新品で買ってないですよ。

上野:1回も買ったことないよ(笑)GRAPEVINEに250円以上払ったことないよ(笑)

カンノ:中古屋だからGRAPEVINEには1円も入らないよ(笑)GRAPEVINEは「集めよう」と思って買っていました。懐かしいですね。

上野:それでいうと俺はジュディマリブックオフで集めてたね。ブックオフジュディマリを買って、そのブックオフになかったジュディマリをいろんなブックオフを回って買ってました。「いろんなブックオフ」ってなんだよ(笑)

カンノ:確率はどこも同じなのにね(笑)

 

 

上野:今までは邦楽をかけてきましたが、洋楽でもそういうCDがありました。これもとにかくブックオフにありました。聴いてください、Princeで「Come」

 

 

カンノ:久々に聴いたな~。

上野:このCDも絶対あったよね。ブックオフに行き出して音楽も聴き出した頃だったからさ、「ちょっと洋楽も聴いてみよう」と思ってさ、なんとなく名前は知っているPrinceが250円で売ってるんだよね。「やったー!」って思うじゃん。それでこの『Come』というアルバムを買ってまたブックオフに行ったら、またこのCDが置いてあるのね(笑)どのブックオフに行ってもこのCDが置いてあるの。あの喜びは何だったんだろう…(苦笑)

カンノ:このCDは250円でいっぱいあったからね。

上野:この『Come』というアルバムはPrinceという名前を捨てる前の最後のアルバムで、このアルバムを出した後は「The Artist Formerly Known As Prince(かつてプリンスと呼ばれたアーティスト)」という名義になります(笑)

カンノ:メタ名前!マークが名前の頃ですね。

 

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上野:その後に出したアルバムが『The Gold Experience』で、めちゃくちゃ有名な「Endorphinmachine」が収録されていますね。

 

 

カンノ:当然僕も『Come』は250円で買って聴いてました。ずっとアルバムを通してディープキスの音がブリッジ的に入ってたよね。中高生の頃の俺はそのディープキスの音だけを聴いていた気がします(笑)

上野:中高生の頃にこのアルバムを聴いていると、「おそらくこいつらはセックスしてるな」と思うじゃん。どういう気持ちで聴いたらいいか分からないよね(笑)

カンノ:このアルバムは皆戸惑ったから、ブックオフに売ったんだろうね(笑)

上野:このアルバムに関しては出荷量とかじゃなくて、どう聴いていいか分からないから売った(笑)

 

カンノ:では最後の曲なんですが、僕が最近ブックオフに行った話をさせてください。今のブックオフの様子を見に行ったんですよ。そうしたら、100円の棚にBUMP OF CHICKENの『FLAME VEIN』が置いてあったんですよ。

 

 

カンノ:『FLAME VEIN』って僕らのときは、透明なケースに入っていて、2000円とか2500円ぐらいして、隣には(廃盤)って書かれていたりしたじゃん。

上野:再発じゃないやつね。

カンノ:そうそう。でも再発でも1500円ぐらいしてましたよ。その再発もそうだし、バンプもサブスクが解禁になって、もう誰でも『FLAME VEIN』が聴けるようになったわけじゃないですか。そうなるとどんどん『FLAME VEIN』の価値が下がっていくわけですよ。その結果、100円の棚に『FLAME VEIN』がちょこんと置いてあったんです。なんか、僕たちの憧れた『FLAME VEIN』が100円で置かれていることにちょっとショックを受けちゃって(笑)

上野:あのとき、あんなに輝いてた『FLAME VEIN』が…(笑)

カンノ:ピカピカだった『FLAME VEIN』が…(笑)それが100円で置かれていたことに無常を感じちゃいましたね。それで100円になった『FLAME VEIN』を一瞬だけ見て、そのブックオフをあとにしました(笑)なにも買わずに出ていくという、最後ちょっとだけ嫌な話をしました(笑)それでは『FLAME VEIN』の1曲目を聴いてお別れしましょう。BUMP OF CHICKENで「ガラスのブルース

 

 

 

『Radio OK?NO!!』は毎週日曜25:30から放送です!市川うららFMにて、是非お聴きください!インターネットでも下記リンクから聴取可能です!次回の放送は9月27日(日)です。お楽しみに!