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Radio OK?NO!! Podcast #020「May J.デュエル!」特集文字起こし(前編)

宅録ユニット・OK?NO!!の上野翔とカンノアキオでSpotifyで聴けるポッドキャスト番組『Radio OK?NO!!』を配信しています。こちらではその文字起こしを前編、後編に分けて掲載します。今回はMay J.さんの楽曲を戦わせてどちらが強いのかを競うMay J.デュエル!」特集の文字起こし(前編)を掲載します。

 

Radio OK?NO!! Podcast #020「May J.デュエル!」特集音声は下記リンクから。ポッドキャスト登録を是非、よろしくお願いします!

 

カンノ:今日はMay J.だ!May J.をやるぞ!

上野:「May J.をやる」って言葉はないから(笑)

カンノ:全国3000万人のMay J.ファンの皆さま、お待たせしました。May J.です。

上野:自己紹介になっちゃってるから(笑)

カンノ:今日はキリ番回なので、とうとうMay J.企画をやろうかなと思います。僕らはずっとMay J.のカバーアルバムを聴いてきたので。

カンノ:カバーアルバムを聴いては「やっぱりMay J.だ!」と思い、「波乗りジョニー」のカバーを聴いたところで「やっぱりMay J.だ!」って思ったり(笑)

上野:「これはMay J.だな~」(笑)

カンノ:そういうことをずっとやってきましたね。酒のつまみにMay J.聴いたりね(笑)

上野:ちょっと前に友達の家でそれやったしね(笑)

カンノ:ということで今日はMay J.を特集したいなと思うのですが、なにをするのか。久々にやりましょう!デュエルを。

上野:デュエルか~(笑)

カンノ:曲と曲を戦わせるデュエル企画をやりましょう。「選曲じゃんけん」という言い方もありますが、僕らは「デュエル」と呼んでいます。今日は「May J.デュエル」をやりたいなと思います。

上野:「May J.デュエル」(笑)

カンノ:いい言葉といい言葉が組み合わさったね!今日はJを戦わせますよ!

上野:「J vs J」ね(笑)

カンノ:ではルールです。お互いMay J.の楽曲を3曲ずつセレクトしました。で、1曲ずつ出し合います。どっちが強いのか?

上野:強いほうを決めるのね(笑)

カンノ:ただそれだけです!

上野:これがいいのは、どっちが勝ってもMay J.の勝ちだもんね(笑)

カンノ:そうそう、負けるのはMay J.だし、勝つのもMay J.(笑)そして特別ルールを採用します。これは「May J.デュエル」でしかありえない特別ルールです。

上野:なんでしょうか?

カンノ:3曲お互い選曲しましたが、1曲はMay J.のオリジナル曲を入れなければいけません!

上野:それが「特別ルールです」と言われるのも意味わからないけどね(笑)

カンノ:これは「May J.デュエル」でしかありえないルールです!

上野:このルールを入れなければ、お互い3曲ともカバーから選んじゃってたことになるからでしょ?(笑)

カンノ:それはダメだよ!May J.の尊厳に関わるから(笑)だから2曲カバー、1曲オリジナルですね。それを1曲ずつ戦わせて、合意性で強いほうを決めます(笑)

上野:そこはお互い客観的な判断で決めましょう。

カンノ:でね、番組ラストに「Let It Go」をかけますからね(笑)

上野:アハハハハッ!

カンノ:もう予告しておきます。ラストは「Let It Go -Japanese Version」をかけますから(笑)

カンノ:なので全7曲のMay J.を聴いてもらって、May J.の幅を楽しんでもらえたらと思います。今日は「May J.デュエル」を行います!

【第1戦目】

カンノ:では第1戦目いきましょう。先攻は私からいきます。カバーいきます!

上野:カバーからね。

カンノ:じゃあまずこちらのMay J.のカバーをお聴きいただけたらと思います。それではお聴きください、May J.で「RIDE ON TIME

上野:May J.の「RIDE ON TIME」ね。

カンノ:原曲は、、、あっ、May J.の印象が強すぎて原曲を誰が歌っていたのか思い出せない…

上野:いやいや、原曲誰かが言えなくなったら、もう終わり(笑)あらゆる意味でもう音楽から離れなきゃいけない(笑)

カンノ:ってことで山下達郎さんでございますね(笑)これ、いいよね!なんだろ、元気だよね(笑)

上野:たしかに強いね。

カンノ:「RIDE ON TIME」にもともとあるようなバックボーンみたいなものが、もう関係なくなってるというか。

上野:あと歌い出しの部分はバンドで入ってなくて、「おっ、原曲とアレンジがガラッと変わるのかな?」と思ったら、サビになって以降はそのままっていう(笑)

カンノ:「裏切らない」っていう裏切りね(笑)

上野:この「RIDE ON TIME」は非常に軽やかでポイント高いと思いますよ。あと「演歌歌手なのかな?」くらいこぶしがきいてる感じがしました。

カンノ:こぶしってカラオケでの採点ポイントだったりするじゃん。多分、その流れできかせまくってるのではないかなと。

上野:カラオケ採点番組に出すぎて、自分の歌い方が変わっていっちゃった可能性ね(笑)

カンノ:カラオケに合わせすぎちゃったのではないか?(笑)

上野:ミイラ取りがミイラになるみたいな話だな(笑)

カンノ:というわけでMay J.さんに元気いっぱい歌っていただきました、「RIDE ON TIME」でございました。

上野:では、この「RIDE ON TIME」に対抗するMay J.はこちらです!お聴きください、May J.で「君をのせて」

カンノ:映画『天空の城ラピュタ』の主題歌ですね。「君をのせて」のカバー自体も多いですよね。これはピアノ伴奏のみにMay J.さんが歌ってると。

上野:さっきの「RIDE ON TIME」では、こぶしがききまくっていることについて「カラオケ採点番組の流れなのでは?」という話をしましたが、このカバーはカラオケ採点番組みたいなカバーでしょ?

カンノ:アハハハハッ!

上野:これ自体が(笑)

カンノ:なるほどな~。

上野:「RIDE ON TIME」はちゃんとアレンジも入っててさ、曲としてノれるのもあるじゃん。ピアノと歌だけど、完全にシンプルなものを聴かされるとさ、「歌が上手い人が歌ってるな~」っていう感想になっちゃって、それ以外の言葉が出て来ない(笑)

カンノ:これはMay J.に限らずの話だけど、カバーアルバムをとおして聴いたとき、ピアノ伴奏オンリーとか、アコースティックギターオンリーのときのカバーって聴く側はどうしたらいいかわからないよね。

上野:どうしたらいいのかわからないのに加えて、しかもこれはジブリの曲じゃん。ジブリが入るとよりわからないんだよね。だって原曲は映像と一緒に結びついてるじゃん。そこに急にMay J.が登場すると、頭がこんがらがってくるよね。

カンノ:しかもMay J.には前の段階で『アナ雪』があるわけだから、「ほかの映画の人が来ちゃった!」みたいなことになるよね。その「わからなさ」ね。

上野:僕らはよく喋るけど、「カバーアルバムのターゲットは一体誰なんだ問題」でいくと、一番わからないのはこの「君をのせて」ですね。

カンノ:「わからない」を武器にデュエルに当ててくるんじゃないよ(笑)

上野:「いい」とか「悪い」じゃなくて「わからない」だから(笑)

カンノ:では勝敗をつけましょう。今やってみて思ったんだけど、同じMay J.なんだけどベクトルが違いすぎて評価が超ムズイ(笑)まぁ、どっちが強いのか?

上野:いろいろ喋ったけど、強さでいったらカンノセレクトの「RIDE ON TIME」でいいかなと思います。

カンノ:強さでいったら「RIDE ON TIME」かもしれないね。というわけで私が1勝しました~。

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『Radio OK?NO!!』はパーソナリティーの上野翔とカンノアキオが、最新J-POPやちょっと懐かしい曲をクイズやゲーム、時には曲同士を戦わせつつ(?)、今までになかった音楽の切り口を発見しようとする音楽バラエティ番組です。Podcastは毎週月曜日、文字起こしは毎週月曜日と金曜日に前後編にわけて更新しています。是非ともPodcastはてなブログへの登録をよろしくお願いします!