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Radio OK?NO!! Podcast #036「楽曲提供クイズ」特集文字起こし(前編)

宅録ユニット・OK?NO!!の上野翔とカンノアキオでSpotifyで聴けるポッドキャスト番組『Radio OK?NO!!』を配信しています。こちらではその文字起こしを前編、後編に分けて掲載します。今回は誰が楽曲提供したのかを当てる「楽曲提供クイズ」特集の文字起こし(前編)を掲載します。

 

Radio OK?NO!! Podcast #036「楽曲提供クイズ」特集音声は下記リンクから。ポッドキャスト登録を是非、よろしくお願いします!

 

カンノ:最近ってことでもないですけど、楽曲提供というパターンがあるじゃないですか。歌手に限らず芸人、俳優など歌ったりしてますよね。で、そういう人たちに「こういうミュージシャンが楽曲提供しました」っていうことがニュースになって見かけることが増えましたね。で、クイズにしました(笑)

上野:そうですか…。またですか…(苦笑)

カンノ:えっと、2回に1回はクイズ企画です。「2回に1回はクイズにしなきゃいけない教」なので(笑)

上野:そんな教えはありません(笑)

カンノ:ということで今回は、誰が楽曲提供をしたのかを当てる「楽曲提供クイズ」企画を行います。

上野:これは歌っている人は本業のミュージシャンじゃないってこと?

カンノ:いえ、歌手の場合もありますよ。歌っている人が芸人や俳優のパターンもあるし、ようは歌い手さんですよ。昔は作詞家先生、作曲家先生が提供したものを歌い手が歌ったわけじゃないですか。それが今はシンガーソングライター時代なわけでしょ。で、そのシンガーソングライターが楽曲を提供するパターンが増えたってことですよね。

上野:それは多いね。

カンノ:その曲を有名な人が歌うってことになれば、お互いがwin-winなわけじゃないですか。「っていう魂胆が見えるな~」と思うことが増えました。「この楽曲提供によってお互いが得しようとしているのがわかるぞ~」って思うことが多いです(笑)

上野:これは本当に君に対して思ってるけど、その目線で生き続けるの辛くない?

カンノ:アハハハハッ!そういえば最近、頭痛がひどいかもしれない(笑)

上野:もっと肩の力を抜いたほうがいいよ(笑)

カンノ:「今日もエグるつもりで音楽聴くぞ~!」って思ってるから不調をきたすんだよな(笑)っていうことで今日は「楽曲提供クイズ」を行います。まあ、別の人が歌ってるんですけど、結局は楽曲提供した人のクセとか背景みたいなものが結構見えると思うんです。

上野:それは出るだろうね。

カンノ:だからその人の歌い方とかアレンジとか歌詞のニュアンスから読み取っていけば答えられるのではないかと思います。最初に答え方のコツを教えたから今回は分かっちゃうかもな。簡単だ!

上野:わからないと思うな。クイズ企画、簡単だったことなんて1回もないんだから!

カンノ:一度「簡単クイズ」特集でもやるかな(笑)

 

【第1問目】

カンノ:では1問目。和田アキ子さんの曲からいきましょう。

上野:おぉ、和田アキ子さん。

カンノ:和田アキ子さんが歌っているこの楽曲、誰が提供しているのかを当ててください。それではお聴きください、和田アキ子で「YONA YONA DANCE」

カンノ:これはどうですか?

上野:これは僕は知ってますね。

カンノ:なるほど、これは有名か。

上野:結構話題になったもんね。

カンノ:で、TikTokでバズった。

上野:そうそう、TikTokでバズったんだよね。

カンノ:なのである程度音楽を聴き込んでいる人は知ってるかもしれませんね。じゃあどなたか答えてください!

上野:これはフレデリックですね。

カンノ:フレデリックということで、正解はどうなんでしょうか?本当にフレデリックでいいですか?

上野:あっ、引っ張るんだ(笑)

カンノ:どうなんでしょうか、、、誰と迷いました?

上野:アハハハハッ!

カンノ:the telephonesと迷った?

上野:これはthe telephonesじゃないでしょ(笑)

カンノ:そっか、the telephonesなら「YONA YONA DISCO」になるのか(笑)

カンノ:じゃあ正解はこの人たちによる楽曲提供でした。フレデリックで「ジャンキー」

カンノ:ということで正解はフレデリックでした、上野君正解~!

上野:やった~!

カンノ:これは有名でしたね。答えでは「ジャンキー」を聴いてもらいましたが、ほぼ「YONA YONA DANCE」でした(笑)

上野:これは「YONA YONA DANCE」でしたね(笑)

カンノ:「踊らにゃ損 踊らにゃ損です」「飽き飽きです」だからね。「です」の言い回し方といいますか、歯切れがいいんだろうね。

上野:「です」のアクセントの使い方が特徴的な人たちだよね。

カンノ:ここでリズムを作って回してるのがよくわかるよね。キャッチーなフレーズを科学したときにここに行き着いたんだろうなと思いますね。これは僕の実感なんですけど、最初に和田アキ子の「YONA YONA DANCE」を聴いたときに、本当に「和田アキ子フレデリックの歌を歌ってる」って思ってさ(笑)なんか頭がおかしくなりそうになったのを覚えてる(笑)

上野:たしかにこれは言い方難しいんだけど、所謂和田アキ子の良さじゃないものだよね。

カンノ:なんか、和田アキ子の人格で歌われてない感じがしたんだよ。これは結構変な音楽体験だった。

上野:それでTikTok和田アキ子が踊ろうとしてるけどちゃんと踊れてない動画も見たことがあってさ。なんか、和田アキ子が得意じゃない方向に全振りしているというか。ダンスはもちろんそうなんだけど、曲の歌い方とかさ、歌い上げるソウルフルな方向では全然ないじゃん。

カンノ:これってわりと楽曲提供のときに起こりがちだと思うんだけど、歌い手の人格と提供された楽曲の規格が果たして合ってるのか合っていないのかよくわかんないみたいな(笑)もちろん合ってればいいという話でもないからさ。そこで起こるズレの巧妙さもあるから。あと歌い手が楽曲提供された人の歌唱に引っ張られることもあるんですよね。「歌い方が完全に楽曲提供した人まんまじゃん」みたいなことね。楽曲提供されたものを聴く味わいってここにあると思うんですよね。

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『Radio OK?NO!!』はパーソナリティーの上野翔とカンノアキオが、最新J-POPやちょっと懐かしい曲をクイズやゲーム、時には曲同士を戦わせつつ(?)、今までになかった音楽の切り口を発見しようとする音楽バラエティ番組です。感想は是非「#okno」をつけてツイートしてください!お問い合わせはメール:radiookno830@gmail.com まで。